今さら聞けない「エジェクタ」について徹底解説!

当社で取扱う「piab(ピアブ)バキュームコンベア」は、粉体輸送装置の「エジェクタ式 吸引輸送装置」という分類になりますが、
「そもそもエジェクタって何?」というご質問をいただくことが多いので、
今回は改めて、「エジェクタとはどういうものなのか」徹底的にご説明します。

この記事はこんな方にオススメ!
・粉体輸送機の導入を検討している
・「エジェクタ」の仕組みと特長を知りたい
・「エジェクタ式」と「真空ポンプ式」の輸送機の違いを知りたい

エジェクタの役割

最初に、ピアブバキュームコンベアの動作原理を説明します。
エジェクタは、どんな役割をしているのでしょうか?

《 ピアブ バキュームコンベア動作原理 》

①バキュームコンベア本体を密閉状態にして、中の空気を抜き減圧していきます。
②減圧されたバキュームコンベア本体へ、ノズル口から空気が入り込んでいきます。
 ※これは、空気がプラス圧からマイナス圧へと移動する特性を活用しています。
③この配管内の気流に乗って、粉粒体が一緒に搬送されます。

エジェクタがどのような力を発揮しているか、お分かりいただけましたでしょうか?
エジェクタは、空気を抜いて真空を作るための駆動力となっています。
また、工場内にある「圧縮エア」の供給だけで真空を作ることができるので、「電動式真空ポンプ」を設置する必要がなく、スペースを有効活用できる便利な装置なのです。

エジェクタの動作原理

エジェクタは、圧縮エア(コンプレッサエア)を入れることで動作します。

圧縮エアがエジェクタ内部を流れるとき、気体は大気圧に戻ろうと膨張します。
その際、気体が持っていたエネルギーが運動エネルギーへと変換され、出口に向かって空気が流れ出ていきます。

圧縮エアがエジェクタ内に入ると、瞬時に音速に到達します。
流速が上がると、エジェクタ内部の空間は圧力の低下を引き起こし、外部(コンベア内)の空気を吸い込みます。
こうして真空空間が作られるのです。

ピアブ エジェクタの歴史

ピアブ社 初のエジェクタ製品「Pneucett」

1968年 ピアブ社で、初めてのエジェクタ製品が発売されました。

これは「シングルステージ・エジェクタ」と呼ばれ、1つの流入口と、1つの吸込み口を持っているのが特徴です。

ピアブ最初の真空製品である小型吸引器「Pneucett」(1968年)
シングルステージ・エジェクタの流量特性

シングルステージ・エジェクタは、「真空度」「真空流量」の2つのパラメータで構成されています。
ノズル径の太いエジェクタは、到達真空度が低いですが、真空流量は多くなります。
対照的に、ノズル径の細いエジェクタは、到達真空度が高い一方で、真空流量は少なくなります。

言い換えると、1つのシングルステージ・エジェクタでは、「真空流量を多くするか」、「真空度を高くするか」の、どちらかの特性しか得ることができないため、効率的な運搬を実現することが難しかったのです。

ピアブのエジェクタの元となる技術は、スウェーデンの技術者であるGustav de Laval(グスタフ・デ・ラヴァル)氏が、水タービンを利用する発電所で働いていたときに開発した、超音速を発生させる“de Laval nozzle(デラバル・ノズル)の原理”を応用して設計されました。

図:de Laval nozzle(デラバル・ノズル)の原理

この原理は、「飛行機が空を飛ぶ」原理にも使われております。
空気が翼の先端に当たると、翼の上側と下側のそれぞれに空気が分かれます。
上側を通過する空気は移動距離が長くなるため、速度が速くなり、気圧が下がります。
その結果、翼の上下に気圧差ができ、その気圧の差が翼を持ち上げる揚力となり、飛行機自体が安定した飛行を行うことができます。
これは、「気体や液体などの流体の速度が上がると圧力が下がる」ことを示した「ベルヌーイの定理」と呼ばれています。

マルチステージ・エジェクタの登場

シングルステージ・エジェクタは、簡易的でコストが安いという利点がある反面、上記の理由で効率を上げるには限界があり、お客様のニーズに応えることが難しくなってきました。
最終的にはお客様の要望する真空度を作り出すため、4,000L/min もの空気を消費する大きなエジェクタを作ることになってしまい、これを使用するのは現実的ではありませんでした。

それから考慮の末、1972年、ピアブのPeter Tell(ピーター・テル)氏は「マルチステージ・エジェクタ」(多段式エジェクタ)の開発に成功しました。

ピアブ世界初のマルチステージ・エジェクタ(1972年 特許取得)
マルチステージ・エジェクタの構造

こちらは、1つのエジェクタの後部に、ノズル径の異なる別のエジェクタを接続し、二段階、三段階と繋ぎ合わせたものでした。
二段階目以降のエジェクタは、排気を有効に活用しているため、新たなエネルギーを必要とせず、同等サイズのシングルステージ・エジェクタと比較し、約2倍の速さで真空を作りだすことを可能にしました。

マルチステージ・エジェクタの内部構造
マルチステージ・エジェクタの内部構造
マルチステージ・エジェクタの流量特性

ノズル径の異なる複数のエジェクタが各部屋に分かれて内蔵されていて、一台で「高真空+高流量」を実現します。

シングルエジェクタの「真空度重視」or「真空流量重視」のどちらかしか得られないというデメリットを克服した、画期的なエジェクタなのです。

①真空度:0~-10kPa

エジェクタ駆動時には、全ての部屋から空気を吸い込むため、勢いよく真空を作りだすことができます。

②真空度:-11~-20kPa

一番太いエジェクタの部屋は-10kPa以上の真空を作れないため、-10kPaを超えるとそれ以外の部屋へ空気が流れるようになります。
その際、他の部屋の方が真空度が低くなるため、その差圧により入り口の逆止弁(フラップ弁)が閉まり、太いエジェクタの部屋からの空気の逆流を防止します。

③真空度:-21~-40kPa

二番目に太いエジェクタの部屋は-20kPa以上の真空を作れないため、-20kPaを超えると、それ以外の部屋へ空気が流れるようになります。
その際、他の部屋の方が真空度が低くなるため、その差圧により入り口の逆止弁(フラップ弁)が閉まり、空気の逆流を防止します。

④真空度:-41~-75kPa

三番目に太いエジェクタの部屋は-40kPa以上の真空を作れないため、-40kPaを超えると、最後の一番細いエジェクタの部屋へ空気が流れるようになります。
同様に入り口の逆止弁(フラップ弁)が閉まり、空気の逆流を防止し、最後の一番細いエジェクタで、-75kPaまでの高真空を作りだすことができます。

更なる進化を遂げた「COAX®エジェクタ」の登場

その後ピアブ社は、マルチステージ・エジェクタにさらなる改良を加え、2000年に「COAX®エジェクタ」を発売しました。

これまでのエジェクタは、ノズルが箱の中に固定されていましたが、
COAX®エジェクタでは、一本一本抜き差しができるカートリッジ式ノズルになりました。
これにより、メンテナンス性が格段に向上しただけでなく、真空性能を細かいレベルで調整できるようになりました。

COAX®エジェクタ(2000年特許取得)

COAX®エジェクタの構


現行のピアブバキュームコンベアには、全てこの「COAX®エジェクタ」が搭載されております。
モジュール化したことで、お客様のご希望に沿った仕様の製品のご提供が可能になりました。

ここがスゴイよ!COAX®エジェクタ

①不具合時にも即復旧が可能!

これまでのエジェクタは、一つの箱の中にノズルが固定されていて、もし内部に損傷が発生した場合は、エジェクタ丸ごとを交換しなければいけませんでした。
COAX®エジェクタは、一本一本がカートリッジ式となっていて抜き差しが可能です。
もし内部に損傷が発生しても、その原因のある一本だけを交換して最小限のコストと時間で復旧させることができます。

②ムダのないエア消費でコストダウンに貢献!

以前のエジェクタは、決められたラインナップの中で、あるサイズでは流量が少なく、一つ上のサイズでは流量が多すぎるため、中間のサイズが欲しいというご要望がありました。COAX®エジェクタは、カートリッジを一本追加したり、一本減らしたりする事で、細かいご要望にも応じた機種選択をすることができます。

また従来機では、余裕を持ったスペックのサイズを選択すると、消費エア量も大きくて効率が悪いという課題がありましたが、一本ずつ調整できるCOAX®エジェクタは、最適な輸送能力と、最適な消費エア量で運転をすることができますので、ランニングコストの削減にも貢献します。

③ライン更新時にも再利用できて持続可能!

初期導入時の搬送物に合わせて輸送機の能力を選定しても、途中で生産品目の変更や、処理能力の増減により、輸送機のスペックが合わなくなる可能性もあります。
COAX®エジェクタは、そのようなシステム変更時にも、一本単位でのエジェクタの追加や削減ができますので、最小限のコストで新しいラインに合わせた輸送機の再利用が可能です。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、粉体輸送装置を効率よく動かすうえでは欠かせない「エジェクタ」について詳しく解説しました。

エジェクタは、発熱がなく駆動部品も少ないため、メンテナンス性に優れていて、長くお使いいただける製品です。

このような省エネでエコな製品が生まれた背景には、環境に対して強い関心を持つ、環境先進国スウェーデンならではの『ものづくり思想』があります。

SDGsの達成率が2020年時点で全166ヵ国中 第1位という好成績からも明らかなとおり、スウェーデンでは昔から、限られた資源を有効活用するという意識が高く、持続可能な生産と消費が行われる社会づくりが国家の目標となっています。

学生時代から、循環型経済(サステイナブル型経済)についての教育を受けており、企業としては、リサイクル可能かどうか、サステイナブルであるかどうかが経営の規範として掲げられています。

すなわち、自然や環境にやさしいプロダクトでなければ市場に受け入れてもらえないという、ハイレベルな市場競争の中で培われた製品開発は、ここ日本でも自信をもって推奨されるべきものといえるでしょう。

エジェクタのPOINT
・コンパクトで扱いやすい
・モータを使わないため、発熱が無い(クリーンルーム、防爆エリアへの設置も可)
・駆動部品が少ないため、メンテナンス性が良い

さらにピアブ社だけのCOAX®エジェクタが優れているPOINT
・不具合時にも即復旧が可能
・ムダのないエア消費でコストダウンに貢献
・ライン更新時にも再利用できて持続可能

製造現場の“省人化・省力化”のご相談はジェイピーネクストへ

エジェクタの分野において、高い技術力と豊富な経験を持つ「ピアブ社」のバキュームコンベアは、これから粉体輸送機をご検討されるお客様にとって、最良の選択肢の1つになるはずです。

現場改善にお取組みをする中で、「自社環境にも輸送機がフィットするか知りたい」、「こんな粉体も輸送できるのか?」など、お困りごとがありましたら、私たちがアドバイスさせていただきますので、いつでもご相談くださいませ。

弊社ではバキュームコンベアの他にも、様々な「製造現場の改善」ができる製品を、数多く取り揃えております。

・これまでよりも少ない人数で生産をしなければならない
・人が介在せずに生産できるよう、自動運転にしたい
・免疫力を高める為に人手での労力を少しでも軽減したい

このようなお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

これまでに、製造現場の省人化・省力化・生産性の向上など、お客様と共に多くの課題を解決してきた私たちだからこそ、今できることを考え続けます。

次工程へどう運ぶ?4つの粉体輸送方法の特長

新型コロナウイルス感染症対策や、人手不足問題の対策として、『作業工程の効率化・自動化』をご検討されている 食品・医薬品 製造会社様も多くいらっしゃると思います。
昨今、あらゆる工程の自動化装置が開発され、現場の効率化が進んでいます。

では、装置への粉体原料の投入や、装置から装置へ粉体を運ぶ『原料の移動』においてはどうでしょうか。
「複雑な工程がある」、「装置を設置するスペースがない」等、自動化は難しいかもしれない…というお声をお聞きします。

しかし、人手による原料の移動・投入作業は重労働です。
身体への負担が大きく、腰痛や転倒事故を起こしてしまうリスクが高まります。
また、運んでいる最中や投入時に原料をこぼしてしまう可能性もあり、原料ロスを招いてしまいかねません。

近年、原料の輸送手段は多様化されています。
複雑な工程でも、スペースがなくても、その他様々な条件に対応できる輸送装置があることをご存じでしょうか?

そこで今回は、代表的な4つの『粉体輸送方法』の 特徴についてご紹介いたします。
皆様の現場にピッタリの搬送方式を選択できるヒントになれば、幸いです。

この記事はこんな方にオススメ!
・粉体の投入・搬送作業に労力が掛かっている
・粉体搬送の効率化に取り組みたいと考えている
・どんな種類の輸送方法があるか知りたい

何がある?粉体を次工程へ輸送する方法

例えばここに、前処理を終えた『粉体A』があるとします。

この『粉体A』を、次工程である『袋詰め』を行うための『充填包装機の充填口』へ投入する方法は、以下のような手段がございます。

4つの粉体輸送方法の特長

①アシストスーツを着用した人が、運んで投入する

作業者はアシストスーツを着用した上で、粉体を抱えて架台に登り、充填包装機の上から充填口へ投入します。

アシストスーツを着用することで、重労働の負担を減らすことができます。

一般的なアシストスーツは、最大で25Kg程度のアシスト力があり、着用することでほとんど重さを感じることなく、軽々と重量物を持ち上げることができるようになります。

そのため、女性やシニアの方にも作業を行っていただくことができます。

アシストスーツは自動化設備と比較し、安価で購入することができます。
また、作業者の身体に装着するだけで作業を開始できますので、作業スペースが制限されることはありません。

特長 》
・力のある男性だけでなく、女性やシニアの方を作業員として配置できる
・自動化装置の導入費ほど費用をかけずに採用できる
・設備の設置が不要のため、スペースを広く活用できる

②スクリューコンベアを使用し、自動で投入させる

ここから先にご紹介するのはすべて、自動化設備になります。

スクリューコンベアとは、らせん状の羽根を回転させることで、粉体を輸送するコンベアです。
原料に応じて最適なスクリュー羽根を選択できます。
また、スクリューの回転数によって、輸送速度を調整することができます。
水平方向だけでなく、傾斜方向への輸送も可能です。

長さは数10mまでのものが一般的で、スクリュー内で混合・攪拌しながら輸送できることが特徴です。
密閉式タイプであれば、外部からの異物混入を防ぐことができます。

特長 》
・搬送物に最適なスクリュー羽根を選択できるため、様々な製品の取扱いが可能
・混合・攪拌しながらの輸送が可能
・異物混入の防止

③バケットコンベアを使用し、自動で投入する

バケットコンベアとは、バケット(カゴ・バケツ)を、チェーンやベルト上に連続して取り付けているコンベアです。
バケットの中に粉体を投入し、上部へと輸送させます。
幅広い搬送物に対応しており、高所への垂直方向への輸送を得意とします。
バケットの内容積を一定に保つことができるため、定量的に次工程へ輸送できます。

また、バケットに入った粉体は、排出まで丁寧に搬送されるため、壊れやすい製品も原型を損なわずに輸送することができます。

特長 》
・垂直方向への輸送が得意である
・定量的に次工程に輸送できる
・壊れやすい製品も破砕することなく輸送できる

④バキュームコンベアを使用し、自動で投入させる

バキュームコンベアとは、真空を動力源とし、大気との差圧によって生まれる空気の流れによって粉体を運ぶコンベアです。
ドラム容器やホッパー等から、次工程の機械へと輸送できます。

バキュームコンベアの輸送配管として、フレキホースまたは鋼管を使用します。
そのため輸送経路を柔軟に設計でき、既存の作業スペースを確保したまま設置することが可能です。

また、外部からの異物混入(コンタミ)のリスクを抑えることもできます。
配管内には駆動体がないため、輸送途中に粉体が破砕する心配もありません。
洗浄も容易に行っていただけます。

特長 》
・自由度の高い輸送経路を設計できる
・異物混入の防止
・搬送物の破砕防止
・高い洗浄性

自社にマッチした粉体輸送方法を知ろう

このように、粉体の輸送手段は様々です。

各企業様の設置したい場所の環境や、お取り扱いの原料、設備のご予算に応じて、最適な設備は変わりますので、それぞれの輸送方法の特長をしっかりと理解した上で、自社にマッチした方法を採用しましょう。

現場改善にお取組みをする中で、「自社環境にも輸送機がフィットするか知りたい」、「こんな粉体も輸送できるのか?」など、お困りごとがありましたら、私たちがアドバイスさせていただきますので、いつでもご相談くださいませ。

製造現場の“省人化・省力化”のご相談はジェイピーネクストへ

弊社ではバキュームコンベアの他にも、様々な「製造現場の改善」ができる製品を、数多く取り揃えております。

・これまでよりも少ない人数で生産をしなければならない
・人が介在せずに生産できるよう、自動運転にしたい
・免疫力を高める為に人手での労力を少しでも軽減したい

このようなお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

これまでに、製造現場の省人化・省力化・生産性の向上など、お客様と共に多くの課題を解決してきた私たちだからこそ、今できることを考え続けます。

飲料工場の省人化・省力化を叶えるバキュームリフターのメリットとは?

飲料工場で広がる“省人化・省力化”の声

今年は梅雨入りが早く、5月中旬からジメジメと蒸し暑い気候が続いています。冷たい飲み物が欲しくなる時期ですね。

さて、人間にとって欠かせない「飲料」。
そんな生活必需品を製造してくださっている「飲料工場」の皆様から、最近こんなご相談をお受けすることが多くなりました。

・複数人で行っている重量物の運搬作業を、機械化することで1人作業にできないか
・重量物の取り扱い時にかかる身体への負担を減らしたい
・若い男性だけでなく、女性やシニアの方も運搬作業ができる仕組みはないか

これら重量物搬送に関わる『省人化・省力化』や、『女性・シニアの方の活躍推進』は、今多くの飲料品製造現場の皆様が取り組んでいらっしゃる課題の一つです。

私たちはこのようなお悩みをお持ちの皆様に、マテハン装置 TAWI(タウィー) バキュームリフターをご提案しております。

バキュームリフターとは?

バキュームリフターって何?という方もいらっしゃるかと思います。
バキュームリフター、単語ごとに意味を見てみましょう。

● バキューム = 空気を吸い込む力
● リフター  = 持ち上げる装置

つまりバキュームリフターとは、「空気を吸い込む力を利用して、重い荷物を持ち上げる装置」なのです。

「バキューム」といっても、想像しづらいかもしれませんね。
しかし、実は私たちの身近にも、バキュームを利用した製品があるんですよ。

それは・・・ずばり、掃除機です。
掃除機は英語で“Vacuum cleaner(バキューム クリーナー)”
“空気と一緒にゴミ・ホコリを吸引する”という掃除機の仕組みの動力源こそが、バキュームなのです。

バキュームリフターの動作原理

掃除機で絨毯(じゅうたん)を吸い込んでしまったとき、ジャバラ状のホースが縮まったという経験はありませんか?

これは、掃除機が空気を吸い込み続けているのに対し、ホース先端の通気口に絨毯がフタをした状態になってしまったことで、ホース中の空気が減り、縮まってしまうのです。

この原理を、工業製品に応用したのが、「バキュームリフター」です。

バキュームリフターの使い方
※クリックして画像を拡大

重量物の吊り上げに、チェーンやワイヤーを使う方法もありますが、バキュームリフターの駆動源は空気だけなので、安全でとても簡単に扱うことができます。

また、多くの操作ボタンが付いているハンドルは、操作ミスの心配があります。
しかし、TAWIバキュームリフターの操作はハンドルを握るだけ。初心者の方も安心してお使いいただけます。

飲料工場におけるバキュームリフター活用事例

ここでは、飲料工場におけるTAWIバキュームリフターの活用事例をご紹介します。

①   原料荷受け時のパレットチェンジ作業で活躍!

トラックで運ばれてきた原料袋を、倉庫内専用パレットに積み替える際、大量の原料袋を人手で移動させるのは、とても大変です。

TAWIバキュームリフターを使えば、重い荷物も軽々と持ち上げることができます。
エアーの力で吸着しているので、作業者の方は重量感を感じることなく持ち上げることができます。

今まで複数人が必要だったパレットチェンジも、1人で負担なく行っていただくことができます。

②調合時のタンク投入作業で活躍!

調合の工程において、粉体原料のタンク投入作業は重労働です。たとえ10kgの紙袋でも、長時間繰り返し上げ下ろしを続けることで、体力を消耗してしまいます。
こうした重労働は、身体に大きな負担がかかり、腰痛でお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

TAWIバキュームリフターを使えば、身体への負担がかかりません。1日中作業を行っても体力が消耗しないため、作業効率を落とさず、生産性を維持できます。現場の省力化に貢献します。

③段ボールのパレタイズ作業で活躍!

段ボールに箱詰めされた製品を、パレットに積みつけるパレタイズ作業では、次々と流れてくる製品を素早く移動させる必要があり、作業が若い男性に集中してしまいます。

TAWIバキュームリフターを使えば、重量物の取り扱い時にも、重さを感じないため、作業者は年齢・性別を選びません。
誰が作業しても、素早く安全に重量物を運搬できます。

TAWIバキュームリフターが貢献する現場改善

いかがでしたか?
TAWIバキュームリフターは、「ヒト」の作業負担を軽減できるマテハン装置です。
重量物搬送作業の省人化・省力化、女性・シニアの方の活躍推進に、大きく貢献します。

持ち運ぶことができる製品は、上記に挙げたもの以外にもさまざまです。
ボトルや食品、一斗缶や樽など、多様な形状のワーク搬送が可能です。
製品購入をご検討のお客様には、搬送テストを実施しております。
重量物の搬送にお悩みの方は、是非お問い合わせくださいませ。

誰もが安全に作業でき、安心して長く働くことができる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。

製造現場の“省人化・省力化”のご相談はジェイピーネクストへ

弊社ではバキュームリフターの他にも、様々な「重労働の改善」ができる製品を、数多く取り揃えております。

・これまでよりも少ない人数で生産をしなければならない
・人が介在せずに生産できるよう、自動運転にしたい
・免疫力を高める為に人手での労力を少しでも軽減したい

このようなお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
これまでに、製造現場の省人化・省力化・生産性の向上など、お客様と共に多くの課題を解決してきた私たちだからこそ、今できることを考え続けます。

製品情報

プロテイン工場の自動化に貢献!粉体輸送機のススメ

ステイホームの今、「プロテインフード」がアツい!

コロナ禍において、外出自粛・テレワークの拡大などによる運動不足から“コロナ太り”という単語が生まれました。
今、ドキっとした方もいらっしゃるのではないでしょうか?私もその中の一人です。

コロナ禍で「健康」に関心が寄せられる今日この頃、世間では「プロテインフード」が注目を浴びていることをご存じでしょうか?
「家にいながら気軽にタンパク質を摂取できる食品」として、TVやYoutube等さまざまなメディアで取り上げられ、年齢・性別問わず多くの人からの需要が高まりました。

2020年はプロテインフードの売上が伸び、今後も消費量の増加・市場の拡大が続くと予想されています。

プロテインの製造現場が抱える、コロナ禍でのお悩みとは?

ここで、「プロテインの製造工場」に視点を移してみましょう。
今プロテインの製造工場では、これまでと同等、もしくはそれ以上の製造を求める一方で、『新型コロナウイルス感染予防対策』も必須の課題となっています。

2021年以降も複数の地域で緊急事態宣言が発令され、製造現場では工場内での移動制限がかかったり、生産体制の見直しが行われたりと、感染対策のために不自由さを感じていらっしゃる場合もあるかと思います。

皆様の製造現場でも、コロナ対策を行う中で、こんなお困りごとはありませんか?

・重労働作業は力のある男性しか担当できず、負担が集中する
・チームで行っていた作業を、1人で行わなければならなくなった
・一人当たりが担当する業務内容が増え、担当者によっては生産性を落としてしまう可能性がある

このような背景から、製造業では「自動化」の必要性が高まっています。
しかし、一言で「自動化」と言っても、既設の工程をすべてロボットに任せるには、まだまだ難しさがあるかと思います。

既設設備のロボット化が難しい理由

ロボット化が難しい理由として、このようなお声を耳にします。

【費用面】 設備が高価で、自社にはオーバースペックである…
【サイズ】 設備が大型のため、既設のスペースに納まりきらない…
【実用性】 作業内容が複雑で、ロボットでは対応しきれない…

また、多くの食品工場では洗浄性が重要視されます。
丸洗いできるロボットがあれば理想なのですが、なかなか難しいのが実情です。

しかし、「重労働の工程だけでも『省人化・省力化』したい」という食品工場の皆様に、

ヒトの作業負担を軽減させる装置』をご紹介したいと思います。
粉体の取り扱いに日々奮闘している皆様、必見です!

製造業の重労働を救う!『粉体輸送機』のススメ

私たちは、プロテインフードなど粉体を扱う製造業の皆様に、
「粉体輸送機 piabバキュームコンベア」をご提案しています。
バキュームコンベアとは、真空を動力源とし、吸引することで粉体を輸送できる機械のことです。
これにより、ミキサーや計量機など各工程への粉体投入作業を、「ヒトが行う重労働」から「機械作業」へと、自動化できます。

たとえば、こんなケースで活躍します。

ケース1:充填機へ粉製品を投入する際、高所作業が必要で危険だ

粉体輸送機 piabバキュームコンベアは、床上に設置したドラムやホッパー等から吸引・輸送が可能です。
食品・医薬業界で扱われる各種粉体・顆粒・錠剤・カプセルなど、様々な粉粒体に対応しています。

piabバキュームコンベアを使えば、高所にある投入口への人手作業が不要となることで、
危険作業がなくなるだけでなく、身体にかかる負担も大幅に軽減されます。

ケース2:食品を搬送しているので、機械を使用するのであれば、衛生面が心配だ

粉体輸送機 piabバキュームコンベアは、認証規格「GMP・FDA・USDA」を取得しておりますので、
製薬・食品の製造過程においても、安心してご利用いただくことができます。

また、パーツごとに分解して洗浄することができます。
分解・組立時に、特別な技能や工具はいりません。
部品点数が少なく、短時間での洗浄が可能です。

ケース3:女性のパートタイマーや、シニアの従業員もいるため、機械の取扱い易さも重要だ

粉体輸送機 piabバキュームコンベアは、コンパクトかつ軽量設計です。

中でもバキュームコンベアpiFLOW-p64型は、業界でも最小サイズ。
2リットルのペットボトルと同等の高さです。
女性やシニアの方にも、楽にお取り扱いいただけます。

粉体輸送機だけじゃない!重労働改善のご相談はジェイピーネクストへ

いかがでしたか?

粉体輸送機 piabバキュームコンベアは、「ヒト」の作業負担を軽減できる機械装置です。
誰もが安全に作業でき、安心して長く働くことができる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
弊社では、粉体輸送機だけでなく、様々な「重労働の改善」ができる製品を数多く取り揃えております。

・これまでよりも少ない人数で生産をしなければならない
・人が介在せずに生産できるよう、自動運転にしたい
・免疫力を高める為に人手での労力を少しでも軽減したい

このようなお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
これまでに、製造現場の省人化・生産性の向上など、お客様と共に多くの課題を解決してきた私たちだからこそ、今できることを考え続けます。

製品情報

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